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クリニック名の決め方・コツ

開業をするにあたり、クリニック名をどうしようか迷われている先生も多いのではないでしょうか?

このページでは、クリニック名を決める際に考慮するべきポイントについて解説していきます。

患者さんはどうやってクリニックを探しているか

患者さんにとってどんな情報が入っていればわかりやすいのか?

そのヒントは患者さんがどんな言葉を使ってクリニックを探しているのかにあります。

  • 地名(駅名や市区町村名)
  • 診療科目
  • 体の部位
  • 検査名
  • 疾患名
  • 医師の特徴

クリニックホームページのアクセス解析を見てみると、上記のような言葉が検索キーワードとしてよく用いられています。

つまり、これらの情報をクリニック名に含むことができれば、クリニック名だけで一定の患者さんの関心を引けられることになります。

クリニック名には、差別化できる特徴を盛り込む

患者さん側の検索意図を紐解いてみると、クリニック名には地名や診療科目、体の部位、検査名、疾患名、医師の特徴などを入れることがポイントになりそうです。

最近よく見かけるのは、地名 + 先生の名字 + 科目の組み合わせでしょうか。

「東京駅前さとう内科」のような名称ですね。

これですと、クリニック名を見るだけで場所も科目も想像がつくので、患者さん側としてはイメージがしやすいですよね。

また女性の先生の場合は、小児科や婦人科、乳腺外科、肛門外科など、女性患者さんがメインの科目や異性の医師には受診しにくさがある科目などではニーズが高いです。

「女医」をアピールするために、女医要素をクリニック名に含めているケースもあります。

前述の例でいうと、「東京駅前はなこ内科」のような感じです。

この場合は、クリニック名の中に場所・科目・女医の先生かも?という3つの要素が含まれているので、他院との差別化を図るためにはとても良い戦略だと思います。

まとめ

以前はクリニック名といえば、先生の名字を使った◯◯医院や◯◯クリニックというものが主流でした。

しかし今の時代、患者さんはネットを使ってクリニック情報を調べます。

どこにでもありそうなクリニック名では、検索時に不利ですし必要な情報を伝えることが難しい時代になってきています。

クリニック名だけでクリニックの特徴が伝えれる、それがこれからの開業では大切な戦略になってきます。

クリニック名を検討する際には、ぜひこれらの要素を含めた効果的なものにしましょう。

  • この記事を書いた人

ソラ

医科のクリニックを中心にトータル200件以上の集患コンサルティングに携わってきた経験をもとに情報発信を行っています。


今後人口が減少していく日本において、クリニック間での患者さんの取り合いはさらに激しくなることが予想されます。


当ブログの情報がお役に立てれば幸いです。

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