看板やチラシでクリニックの宣伝をしているけど、実際のところ効果があるのかわからない。
こんなお悩みをお持ちの先生はいらっしゃいませんか?
この記事では、看板やチラシなどの効果測定をして、より効率的な広告宣伝を行う方法を解説していきます。
受診時にアンケートを取る
一つ目の方法は、受診時に患者さんにアンケートを取る方法です。
広告の目的は患者さんに来院してもらうことですから、実際に来院してくださった患者さんにアンケートを取ることは理にかなっています。
できるだけ多くの患者さんにお答えしていただくため、アンケートは問診票とまとめてしまうのが良いです。
その際、選択肢をあらかじめ記載しておき、患者さんが手書きで書かなくても良いようにしましょう。
また、質問内容は「何を見て来院したか?」ではなく、「クリニックを知ったきっかけ」とすることが重要です。
というのも、患者さんは一つの媒体を見て受診を決めるわけではありません。
たとえば看板を見てクリニックの存在を知り、その後クリニックホームページを見て受診する方もいらっしゃいます。
その場合、「何を見て来院したか?」という質問項目にしてしまうと、「ホームページを見て」を選択してしまう可能性があります。
あくまでクリニックを知るきっかけになった媒体を調査することが大切です。
看板やチラシにQRコード(パラメーター付きURL)を入れる
二つ目は、広告にQRコードを埋め込む方法です。
現代人は、看板やチラシでクリニックの存在を知ってもそれだけでは受診しません。
どんなクリニックなのか情報収集をして、自分の悩みを解消してくれそうかどうか見極めてから来院するようになっています。
そうした特性を利用して、看板やチラシを通じてどれくらいホームページが見られているのかを測定します。
この方法は、クリニックの公式ホームページがあり、アクセス解析がおこなえる状態であることが条件になります。
ここでポイントなのが、パラメーター付きURLでQRコードを作成するという点です。
たとえばトップページにアクセスできるQRコードを作成した場合を例にあげます。
このとき、トップページのURLをただQRコード化しただけですと、どういう経路でトップページにアクセスしてきたかがわかりません。
そのため、どの経路を通じてトップページにアクセスしてきたことを特定するために利用するのがパラメーターです。
具体的には下記のようなものです。
パラメーターなし:https://shukan-clinic.com
パラメーターあり:https://shukan-clinic.com/?=qr
「qr」部分は任意の文字列を入れることができますので、看板やチラシごとに異なるパラメーターを作成することができます。
このように、QRコードを活用することで、どの媒体からどれだけホームページを見に来ているかの効果測定ができます。
効果が出ていない媒体については、今後利用をやめるなどの判断材料とすることができます。
特に医科のクリニックでは、広告にたいする効果測定があいまいで、広告業者の言うままに広告を出しているのでは?と感じるケースが多いです。
客観的なデータを通じて、より効率的な広告を選んでいけるようにしましょう。
QRコードの作成方法(誰でも簡単につくれます)
QRコードの作成は、Web上のサービスで誰でも簡単に作成できます。
看板やチラシなどでQRコードを使用する場合は、eps形式でQRコードを作成できるこちらのサイトが良いです。
URLを入力するだけで誰でも簡単につくることができます。